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建築家と共同浴場

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武田五一が、3つの温泉地の共同浴場に関わっていたことは、すでに述べました。

小生は、「武田五一が温泉好きだったのではないか」という仮説を考えました。昨日、近代建築探訪MLの仲間であるチュ~太郎さんにお会いしたおり、著名建築家による共同浴場の事例はあるだろうかと尋ねたところ、辰野金吾武雄温泉(大正4年築)、岡田信一郎城崎温泉「一の湯」「まんだら湯」(昭和3年築)などの例があると、即答を得ました。さすがチュ~太郎さんです。

武田五一の共同浴場は、昭和4年の山代温泉、昭和5年の山中温泉、そして昭和9年の白浜温泉ですので、岡田信一郎の城崎温泉の例に影響を受け、武田五一に依頼があったというのが本当のところかも知れません。しかも、どちらもRC造の和風の共同浴場です。ライバル心もあったかも知れません。

しかし、何故か東日本の温泉地の共同浴場には、著名建築家の関わった共同浴場というのを聞きません。

写真は、辰野金吾設計による佐賀県の武雄温泉楼門です。この度、国の重要文化財の指定が決まりました。

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