シンポジウム
「インターネットによるデータベース化
−文化財建造物リストの作成と公開をめぐって−」


 地域づくり、あるいは災害復旧などの基礎データとして、地域の記憶を留める文化財建造物の総目録(リスト)作成が各方面から求められている。そのリストづくりを、日本建築学会建築歴史・意匠専門委員会直属のワーキング・グループ(WG)が、情報関係の専門家を交えた2年間の作業に基づいて、更新可能で、まちづくり運動・地域学習などを実践する市民・行政にも開かれた「インターネットによるデータベース」のシステムとして提案し、具体的な作業手順などを説明してプライバシー保護・著作権などの問題についても討議する。

<主催>日本建築学会関東支部歴史意匠専門委員会
日時−2000年7月25日(火)18:00〜20:30
場所−建築会館ホール(東京都港区芝5丁目26-20、TEL 03-3456-2051)

プログラム
開会挨拶     中西 章(支部歴史意匠専門員会主査)
主旨説明・司会  川向正人(文化財建造物総目録作成WG主査)
1.文化庁における文化財情報のデータベース化
         西 和彦(文化庁)
2.文化財建造物関係の情報公開に対する市民からの提案と要望
         前村敏彰(“近代建築メーリングリスト”)
3.文化財建造物リストのデータベース設計
         池上重康(北海道大学)
4.データベースシステムの公開と管理−情報システム管理の観点から
         小林永幸((株)ソフトパーク代表)
閉会挨拶     星 和彦(支部歴史意匠専門員会副査)

なお当日会場入口にて『報告書』を資料として販売いたします。

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